スペインで強盗未遂に遭った私が、防犯業者を解約して「中古Mac mini」で自作監視システムを組んだ理由

防犯

スペインで生活する中で、一番の恐怖。それは「強盗」です。 数年前、私は自宅で強盗未遂に遭いました。スペインにいながら、日本時間でリモートワークをしていたのが幸いでした。
朝3時から仕事をしていたのですが、4時頃家のバルコニーで物音がしたので、見に行ったら、、、
男3人がすでにバルコニーに入っていました。幸いにも私はラグビーをしていたので、大柄だったためか相手が怯んですぐに逃げ出しました。しかし、あまりに突然のことで、私は震えていました。
慌てて、妻に警察を呼ぶように伝えました。そこはスペインの警察、、、被害がなかったので来るのは数時間後でしたがwww

でも、その時の震えるような恐怖から、すぐに某有名防犯業者を呼び、その日のうちに契約し、安心を買ったつもりでした。

しかし、数年経って冷静にコストと性能を見直した結果、私は業者を解約し、自分でシステムを構築することに決めました。

相棒に選んだのは、日本から持ってきた中古のMac mini (2014)。 月額費用をゼロにしつつ、業者以上の安心を手に入れたその全貌を公開します。

1. 「安心料」という名の高額な固定費への疑問

強盗未遂の直後は、とにかく「守られている」という実感が欲しくて業者に頼りました。しかし、次第に以下の不満が溜まっていったのです。

  • 初期投資が高い: カメラ、窓センターなど合わせて650ユーロ!!
  • 月額料金も高い: 月額60ユーロ。数年払えば、最新のiPhoneが買える金額に。
  • カメラの増設が不自由: 庭や裏口など「ここも死角だ」と思っても、1台増やすごとに追加料金が発生。
  • アプリの使い勝手: 肝心な時に通知が遅かったり、録画の確認が面倒だった。

月額料金を払うほどのことでもないと思い、契約を解除しました。
でも、今まで何かに守られていたのに、、、と不安になってきて「自分の家は、自分の納得いく機材で守りたい」そう考え、サーバー構築の知識を活かした自作防犯システムへの切り替えを決意しました。

2. 構築した「24時間AI監視システム」のスペック

私が構築したのは、単なる録画機ではありません。Mac miniを核とした、最新のAI監視システムです。

  • サーバー: Mac mini (Late 2014) / RAM 4GB
  • カメラ: TP-Link Tapo シリーズ(計4台)
  • OS/アプリ: Docker環境で「Frigate」を運用

なぜTapoとMac miniなのか?

Tapoのカメラは1台数十ユーロと格安ですが、画質は驚くほど鮮明です。これをMac mini上の「Frigate」というソフトで制御することで、「動体検知」ではなく「人間検知」をさせています。
その上に、動画の収録ができることが決定打でした。

木の揺れや猫には反応せず、「不審者が敷地に入った時だけ」スマホに通知が飛ぶ。強盗未遂を経験した私にとって、この「正確な通知」こそが最大の安心材料になりました。

そのうえ、Tapo単体でも見れるけど、Mac mini(Frigate)で常時録画しているから、警察に提出する証拠もバッチリ

3. 業者解約で浮いたお金の使い道

業者を解約したことで、月々の固定費は電気代のみになりました。

浮いたお金で、カメラを4台に増やして家の周囲を完全にカバー。さらにMac miniの動作を爆速にするために、WordPressの表示速度を極限まで上げるチューニング(Redisの導入など)にも時間を割けるようになりました。

「守り」を固めつつ、自分の「技術」も磨ける。自作サーバーにはその楽しさがあります。
スペインでは警察がすぐ来ないからこそ、自分で証拠(動画)を押さえ、リアルタイムで検知して追い払うシステムが必要なんだ、家族を守るためにできることと、固定費が浮いたことで他のことに使えるお金ができました。

4. 最後に:海外在住者こそ「自作」を推奨したい

海外でのトラブルは、業者を呼んでも言葉の壁や対応の遅さにイライラすることがあります。自作システムなら、トラブルが起きても自分で即座に修正でき、日本の中古機材を活用して安く、強く、家を守れます。

「強盗未遂」は二度と経験したくありません。だからこそ、私はMac miniという信頼できる相棒に、24時間365日、我が家の門番を任せています。

スペインでは警察がすぐ来ない。これは笑い話ではなく、実体験から得た教訓です。だからこそ、他人に頼るのではなく、自分の手で証拠(動画)を確実に押さえ、リアルタイムで不審者を検知して追い払う。家族の安全を確保するためには、この「自衛システム」が不可欠でした。

業者に払っていた高額な固定費が浮いたことで、今はそのお金を家族との時間や、さらなる機材のアップデートに使えるようになっています。「守り」を固めつつ、自分の「技術」も磨ける。自作サーバーには、そんな実益を兼ねた楽しさがあるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました